「歯科人間ドック」が広がっています
おりしも今月から40-74歳を対象にした特定健診制度が導入され、腹囲、血圧、コレステロール値などからメタボリック症候群の該当者や予備軍を割り出し、健保組合などが指導することが義務付けられました。
このようにあらかじめリスクを取り除くことで、国民全体が健康になれば医療費が軽減されるというのです。成人男性の2人に1人の割合で該当するようですが、最近のコンビニのお弁当もローカローのものが並んでいます。
世界でも注目
歯科の世界でも歯科人間ドックが広がってきました。
派がなくなってしまうと、体力が落ち歯周病菌が心臓病や骨粗鬆症などの病気の原因になります。虫歯や歯周病を生活習慣病の一つととらえ口腔内の病気予防に役立てるのがこのドックの狙いです。
歯科ドックの主なメニュー
- 虫歯と歯周病の詳しい検査
- 唾液検査(虫歯リスクの判定)
- 潜血反応(歯周病による出血)
- 口臭測定
- 口の粘膜の視触疹
- 咬み合わせ、開口量測定
- 口全体のX線写真(かくれた虫歯の発見など)
※ ドックの内容は歯科医院によって多少の違いがあります。
歯科検診は、虫歯や歯周病を見つけるのが主な目的です。ですが、虫歯は治療しても元に戻りません。日常に潜んでいるお口の病気のリスクをあらかじめ自覚し、生活改善で原因から取り除き、予防につなげるのが歯科人間ドックの大きな役割です。